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2023.09.14 | Topics Operation 

経皮的左心耳閉鎖術デバイスWATCHMANを用いた治療を開始しました

 当院にて、経皮的左心耳閉鎖術デバイスWATCHMAN(ウォッチマン)を用いた治療を開始しました。

 心房細動により血栓のできる場所の約9割が左心房にある「左心耳」でできると言われています。WATCHMANは、開心術をする必要がなく、鼠径部の静脈からカテーテルを通して心臓に挿入し、左心耳を閉鎖してしまうデバイスです。
 500円硬貨ほどのサイズで、左心耳を塞ぐように設計されており、手術後には内皮化が進み、左心耳が永久的に閉鎖されることによって脳梗塞のリスクを抗凝固療法並みに低減させながら、抗凝固薬の服用を中止することができるようになります。

 認可施設として、さらなる技術の向上に努めます。

▲経皮的左心耳閉鎖術の様子  

▲Watchman(ウォッチマン)と左心耳への留置イメージ

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