8月11日、大橋壯樹副理事長は、東上震一理事長をはじめとする徳洲会幹部とともにインドネシアを訪問しました。到着後、インドネシア保健省およびハラパンキタ病院から温かい歓迎を受けました。
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▲ハラパンキタ病院と協議 |
翌12日は、徳洲会が資金協力して建設を進めている新ビルディングの進捗状況を確認し、関係者との協議を実施しました。また、本年5月よりハラパンキタ病院にて心臓血管外科フェロー研修を行っている山内博貴医長から、現地での研修の様子を伺い、今後は看護師の交流も始めたいとの要望を受けました。
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▲工事関係者と記念撮影 | ▲工事現場視察 左:大橋副理事長 右:山内博貴医師 |
さらに、脳血管疾患の分野でも連携を進めたいとの意向を受け、「インドネシア国立脳センター病院」を見学しました。午後からは、現地財閥が開発を進める「BSD City」へ移動し、医療特区に指定される候補地を含め、街全体を視察しました。
▲インドネシア国立脳センター病院を見学 | ▲BSD Ctiyの模型 |
8月1日、2日に中国山東省 徳州市にてアジア太平洋血管学術連盟 2025年徳州大会及び、第6回 徳州日中国際血管フォーラムが同時開催されました。
当院からは、心臓血管外科の大橋壯樹総長と、菱川敬規医長が参加しました。
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▲フォーラムの様子 |
この徳州日中血管フォーラムは、2018年に名古屋徳洲会総合病院に研修来日された王海慶先生が主幹となり、大橋先生と連携して開催、コロナ禍はオンラインで開催され、昨年よりオンサイトとのハイブリッド形式となった。
第6回目となる本会は、中国の他地域、日本、イギリス、香港からも招聘されており、徳洲会グループからは13名が招待を受けて参加した。
名古屋徳洲会総合病院の他、札幌東徳洲会病院、千葉西総合病院、湘南鎌倉総合病院、岸和田徳洲会病院から6名の医師が参加、徳洲会の看護部チームも本部の他、帯広徳洲会病院、東京西徳洲会病院、宇治徳洲会病院から計5名が参加し。併せて9演題の発表を行った。同日、学会開始前には、山東大学斉魯病院徳州病院を訪問し病院見学も行った。
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▲徳州日中国際血管フォーラムでの大橋副理事長 | ▲左:王海慶医師 右:大橋副理事長 |
[学会参加報告]心臓血管外科 菱川敬規 医長
Emergency Open Repair for Ruptured Abdominal Aortic Aneurysm in Elderly Patients
今回徳洲日中血管外科フォーラムに参加させて頂き、当院での破裂性腹部大動脈瘤の術後成績についてまとめ発表して参りました。ディスカッションの中で、やはり中国は件数など母体数が多く多種多様な経験からどの様に救命率を上げるかなど活発な議論が出来とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
また、学会の後には瀋陽の中国医科大学附属第一医院に訪問し、谷教授の手術を一緒の術野で見学させて頂きました。年間数千例手術をやっている病院であり、谷教授の手術やチームとしての動きも大変洗練されており学びになるとともに日頃の臨床に活かせる点を多く学ぶことが出来ました。引き続き真摯に研鑽を積んで参ります、何卒よろしくお願い致します。
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▲菱川敬規 医長 | ▲中国医科大学にて手術見学 |
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▲瀋陽での集合写真 | ▲中国山東省徳洲市 山東大学斉魯病院徳州病院にて記念撮影 |
7月29日(火)、中国の山東大学斉魯医院徳州医院より、王振東先生、王海慶先生が名古屋徳洲会総合病院を訪問されました。
当日は、当院の特色の一つである屋上ヘリポートをはじめ、緩和ケア病棟、手術室、救急救命室など、幅広い部門を見学していただきました。各部門の責任者から設備や運営体制について説明を受けられ、最新の医療環境や取り組みに大変関心を示されていました。
見学後には、医療提供体制の違いや地域に根ざした病院運営の工夫などについて活発な意見交換が行われ、病院経営や今後の医療のあり方について熱く語り合う場面もありました。短い時間ではありましたが、双方にとって非常に有意義で刺激的な交流となりました。
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▲視察団との記念撮影 | ▲ヘリポートの見学 |
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▲緩和ケア病棟の見学 | ▲ICUの見学 |
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▲中国からの研修医の先生とお話 | ▲病院運営の工夫などについて活発な意見交換 |
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▲当院のスタッフでお見送り |