2024.11.08 | Topics
11月3日、第9回徳洲会心血管外科部会が金沢市内で開かれました。
千葉西総合病院の中村喜次・副院長兼心臓血管外科主任部長が部会長を担当し、全国から臨床工学技士を含め、約60人の心外医師が集まり研鑽を積みました。冒頭、当院総長で徳洲会グループ副理事長の大橋壯樹より挨拶があり、部会長の中村副院長から心臓血管外科の連携や結束を深める会にしたいと意気込みが述べられました。
当院からは心臓血管外科の山内医長、曽我部医師が参加しました。当部会ではアメリカ合衆国のユージーン A. グローシー教授の講演会もあり、最先端医療の講演会も行われました。
終了後には懇親会を開催し、親睦を深め積極的に情報交換を行いました。
▲当院総長 大橋 壯樹より挨拶 |
▲ユージーン A. グローシー教授の講演 |
▲部会の様子 | ▲約60人が心血管外科部会に参加 |
医療法人徳洲会とインドネシアの国立ハラパンキタ循環器病センター(日本の国立循環器病研究センターに相当)は10月8日、首都ジャカルタにある同センター敷地内で、「ハラパンキタ・徳洲会循環器病センター」建設の起工式を行い、工事の無事を祈りました。地上20階・地下3階建てで、工期は22カ月間を予定しており、2026年夏に竣工し運営を開始する見込みです。これは徳洲会と同国との共同プロジェクトで、徳洲会は建物・医療機器などハードを提供するだけでなく、ロボット手術など技術協力や人材交流を通じ、同国の循環器医療の向上に貢献していきます。
▲「アジアでナンバーワンの循環器病センターを」と東上理事長 | ▲「ハラパンキタ・徳洲会循環器病センター」の完成予想図 |
インドネシアでは心疾患が増加傾向にある一方、マレーシアやシンガポールで治療を受ける患者さんが少なくないことから、自国内で高度な循環器医療を提供できる環境整備が喫緊の課題となっています。徳洲会は「いつでも、どこでも、誰でもが最善の医療を受けられる社会」を目指し、国内にとどまらず、国際医療協力に積極的に取り組んでおり、04年に同国政府と医療協力に関する協定書を締結、臨床・研究・教育面についての交流を続けるなかで、今回のプロジェクトが具体化しました。
起工式には東上震一理事長や当院の総長で、徳洲会グループの副理事長の大橋壯樹ら徳洲会関係者、インドネシアのブディ・サディキン保健相、ハラパンキタ循環器病センターのイワン・ダコタ院長をはじめ同センター関係者、正木靖・駐インドネシア日本国特命全権大使、建設工事関係者らが出席し、現地メディアも多数駆け付けました。
大橋・副理事長は「この11月16、17日にはハラパンキタ循環器病センター主催の『ハートセミナー』で、徳洲会の医師が特別講演を行い、医師や看護師が参加します。これからも継続的に交流を図っていきます」と積極的です。
2024.10.22 | Topics
2024年10月19日(土)、第一回目となる地域医療機関をつなぐ会をホテルプラザ勝川にて開催いたしました。地域の医療機関の先生方や医療従事者の方など、総勢100名が参加しました。
今回の地域医療機関をつなぐ会の目的は、当院と地域の医療機関の皆様方の更なる連携強化を目指しその歩みを共有する場として設けさせていただきました。この会を通し、当院の診療内容を知って頂き、地域の先生方、医療に携わる地域の皆さまとの連携を一層強め、新たな未来を見据える場となれば幸いです。
▲当日の会場の様子 |
当日は、脳神経外科 副院長 天野貴之より、「脳動脈瘤の新時代~くも膜下出血を予防し脳動脈瘤を根治する最新治療~」と題し、発表を行いました。
また、泌尿器科 部長 秋田 英俊より、「当院での泌尿器ロボット手術について」と題し、心臓血管外科でも運用しているダヴィンチロボットの発表を行いました。
▲天野副院長 | ▲秋田部長 |
▲天野副院長発表 | ▲秋田部長発表 |
この会では、当院の医師、医療連携に携わるスタッフとで、地域の医療機関の皆様との歓談の場を設けさせていただきました。日頃の診療内容について、連携業務についてなど短い時間ではありましたが話し合うことができ、非常に有意義な時間となりました。
各診療科長からは、スライドを用いて当院の診療体制、診療内容について発表を行いました。
▲前田 洋平部長(消化器内科) | ▲可児 久典副院長(呼吸器外科) | ▲石川 健部長(消化器外科) | ▲水島 秀明部長(手の外科) |
▲大橋 壯樹総長(心臓血管外科) | ▲加藤 千雄院長(循環器内科) | ▲足立 誠部長(歯科口腔外科) | ▲齋藤 志朗医長(整形外科) |
最後には当院の若い医師からも一人ずつご挨拶をさせて頂きました。
来年もこの地域医療機関をつなぐ会を開催し、さらなる成長と発展を目指し、地域の医療に携わる方々と実際に顔を合わせ、力を合わせ、邁進していく所存です。