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2026.05.01 | Topics 

心臓血管外科 菱川部長 研究奨励金を獲得 人工血管径の最適指標確立へ

 名古屋徳洲会総合病院の菱川敬規・心臓血管外科部長は、朝日インテック・宮田尚彦医療技術支援財団の医療技術・研究奨励金を獲得。植木力・学術顧問(臨床研究アドバイザー)の指導の下、研究準備を進め、臨床統計を活用した研究体制が結実した形です。

 
▲学会での発表を終えた大橋総長(左)と菱川部長(右)  

菱川部長の研究テーマは「Frozen Elephant Trunk(FET)留置におけるCT中心線解析を用いた最適人工血管径の検討」。同研究ではFET(人工血管置換術とステントグラフト治療[血管内治療]を組み合わせた高度なハイブリッド手術)での人工血管のサイズ選択で、術者や施設ごとに異なっていた基準に対し、より客観的な指標を提示することを目指しています。

研究奨励金の獲得に対し、大橋壯樹総長は「植木顧問の指導の下、臨床統計を活用して研究を推進する環境を整えたことが、ひとつの成果に結び付きました」と評価。菱川部長は「1年後には海外の学会でも日本のデータとして胸を張って発表できる結果を出したいです」と意気込みを見せました。

日本腹部救急医学会総会にも登壇

また、菱川部長は3月12日から2日間、神奈川県で開催された第62回日本腹部救急医学会総会で、パネルディスカッション「破裂性腹部大動脈瘤への治療戦略〜血管内治療か開腹手術か〜」の演者として登壇。「当院における破裂性腹部大動脈瘤に対する開腹手術とEVARの術後成績の後方視的比較」と題し発表しました。

同パネルディスカッションでは、大橋総長も登壇。演者による討論の後、大橋・副理事長は「ステントグラフトは誰でもできる手法を目指すべきだが、外科医としては経験と技術で目の前の患者さんを救う開腹手術の重要性も忘れてはいけません。救急医療の現場で、地域に合わせた最適な治療を選択し続けてほしい」と締めくくりました。

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2026.04.22 | Topics 

ハラパンキタ徳洲会ビルディング 上棟式

 2026年4月15日、インドネシアの首都ジャカルタに建築中のハラパンキタ徳洲会ビルディング1Fにて上棟式のセレモニーが開催されました。

 ハラパンキタ病院イワンダコタ院長はじめ、インドネシア保健省ブディ大臣、在インドネシア日本国大使館明珍充臨時代理大使が参加し、徳洲会からは、東上震一理事長、当院の大橋壯樹副理事長、石川一郎本部長らが参列しました。

 東上理事長は、新ビルは、高度な心血管治療を提供する拠点となります。すでに年間3,000例を超える心臓手術の実績がある同センターを、アジアでトップの施設にしたいという強い意欲を示しました。その他、さらなる治療の質の向上のため、徳洲会から最新のロボット手術システム「ダビンチ5」を寄贈することを発表。これにより、新病棟でのロボット心臓手術の実現を目指します。ハラパンキタ病院と徳洲会とのプロジェクトの成功を確信していると述べ、両団体のスタッフおよび関係者への深い感謝の言葉でスピーチを締めくくりました。

 
▲20階の屋上にて、鉄筋にコンクリート流しセレモニーを開始  
▲上棟式にて関係者に対して深く感謝する東上理事長 ▲「Bengawan Solo」を歌唱する石川本部長

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2025.12.05 | Topics 

第3回 INDONESIA INTERNATIONAL CARDIOVASCULAR SUMMIT に参加しました

 11月23日、インドネシアのジャカルタにて開催された「第3回 INDONESIA INTERNATIONAL CARDIOVASCULAR SUMMIT」 に、当院から 大橋総長 および 心臓血管外科部長・細羽医師 が参加いたしました。

 本サミットは、アジア地域を中心に循環器・心臓血管外科領域の専門家が集い、最新の知見や技術について議論する国際的な学術集会です。

 

細羽部長による「完全内視鏡下心臓手術」についての発表

 会期中、細羽医師は「完全内視鏡下心臓手術(Total Endoscopic Cardiac Surgery)」をテーマに発表を行いました。

 当院が推進する低侵襲手術の取り組みについて、その技術的特徴、手術成績、今後の展望などを紹介し、会場からは多くの関心が寄せられました。

 本発表により、当院の取り組みを海外に向けて発信する貴重な機会となりました。

▲細羽部長の発表の様子  

 

ハラパンキタ徳洲会循環器病センターとの施設見学および交流会

 サミット参加に合わせて、徳洲会グループが推し進めるハラパンキタ徳洲会循環器病センターを訪問いたしました。

 工事中の病院見学に加え、現地スタッフとの意見交換を通じ、インドネシアにおける心臓血管治療の現状を学ぶ機会となりました。また、両国間での医療交流の可能性についても意見を交わすなど、今後の連携に向けて大変有意義な時間となりました。

▲工事中の病院見学 ▲交流会で挨拶する大橋総長
▲現地スタッフと大橋総長 ▲交流会での細羽部長

 今回の国際学会参加および施設訪問は、当院の医療水準を国際的な視点から見つめ直す、非常に有意義な機会となりました。

 得られた知見や交流を、今後の診療や教育活動に活かし、地域の皆さまへより良い医療を提供できるよう引き続き努めてまいります。

 
   

 

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