2022.02.24 | Topics
2022年2月12日(土)に、オンラインで『第13回春日井心臓血管セミナー』を開催し、今回のテーマ「大動脈解離の治療方針と最新の知見」についての講演がありました。当日は160名以上の方に参加して頂きました。
セッション①では、名古屋大学医学部附属病院血管外科講師の坂野比呂志先生が座長で、愛知医科大学血管外科教授の石橋宏之先生が『B型解離に対する治療戦略:PETTICOATカンジキ法』と題し、B型解離についてのガイドラインを紹介しつつ、愛知医科大学で経験した症例を中心にPETTICOATカンジキ法の有用性を講演されました。
セッション②では、名古屋市立大学病院心臓血管外科教授の須田久雄先生を座長に、国立循環器病研究センター心臓血管外科部長の松田均先生が『急性A型大動脈解離の治療戦略』と題し、年間400例以上の血管外科手術から、A型大動脈解離に対してのCPR中、CPR後の救命や、TEVARの適応、内科的治療の実態、長期予後を目指した人工血管置換術についての講演をされました。
いずれの講演も有用性の高い内容で、今後もこのようなセミナーを継続開催し、地域医療に貢献していきたいと思います。
坂野 比呂志 先生 | 石橋 宏之 先生 |
須田 久雄 先生 | 松田 均 先生 |
▲会場の様子 | |
▲ディスカッションの様子 |