10月16日、第22回心臓血管外科術後の会を開催いたしました。前回はオンラインのみでしたが、今回は院内の特設会場に12人の会員を招き、オンラインとのハイブリッドで実施しました。 最初に「コロナ禍で規模は縮小していますが、会を継続できたことをうれしく思います。術後に心配なこともあると思いますので、皆さんで情報を共有し、少しでも安心した生活を送れたら良いと思います」と挨拶がありました。 　まず渡邊真吾リハビリテーション科副主任（理学療法士）が「生活を取り戻すためのリハビリ体操」をテーマに医療講座を実施。運動の効果に加え、体調の自己管理、再発予防の大切さを強調したうえで、ストレッチ、筋力トレーニング、バランス訓練、有酸素運動それぞれのポイントを解説。「無理のないペースで楽しく継続しましょう」と助言しました。 術後体験談では、3人の会員が発症から退院後の生活まで、自身の体験を披露した。その後、大橋総長が「心臓血管外科手術後に気を付けること」と題し講演。冠動脈バイパス手術、心臓弁膜症手術、大動脈瘤手術それぞれに関し、手術の概要や術後の外来診療、再発の徴候などを説明。健康な生活を送るため、日常生活や食事での注意点などアドバイスいたしました。 　次にプレゼント抽選会を実施。最後に同会の橋口順子会長が「先生たちの患者さんに対する気持ちや態度がうれしくて、みんな大好きになります。これからも術後の会の発展を祈っています」と笑顔を見せ、盛況のうちに閉会しました。