2019.02.28 | Topics
2019年2月16日(土)に第7回春日井心臓血管セミナーが開催され、今回のテーマである「糖尿病、高血圧と心臓血管病」に対しての講演やシンポジウムがありました。参加人数は120名を超え、県内外から多数の方にご出席して頂きました。
セッション①では、春日井市民病院循環器内科部長の小栗光俊先生が座長で、名古屋大学医学部附属病院循環器内科講師の石井秀樹先生が『冠危険因子と心臓血管病について』の講演をされ、動脈硬化改善には血圧のコントロールが大切である事と、家庭血圧測定の重要性と問題点についてのお話をされました。
セッション②では、木沢記念病院循環器病センター長の青山琢磨先生が座長で、順天堂大学大学院医学研究科代謝内分泌内科学教授の綿田裕孝先生が『1000万通りの糖尿病個別化医療構築の必要性』の講演をされ、糖尿病患者の心不全発症リスクについて、食事・運動・薬物療法の観点から糖尿病の予防と治療について、一人ひとりに合わせた最適な治療を実現し高水準のQOL維持が大切であるというお話をされました。
セッション③では、当院亀谷良介副院長が司会で、講演をされた石井秀樹先生、綿田裕孝先生と、岡島内科 岡島智志先生、石川内科クリニック 石川進先生が、セミナー初の試みとなるシンポジウムを行い、糖尿病・高血圧の管理や治療について、病院の視点、開業医の視点から活発な討論が行われました。
懇親会では中津川市民病院循環器部長の林和徳先生の乾杯の後、今回のテーマについて議論が盛り上がりました。
小栗光俊先生 | 石井秀樹先生 |
青山琢磨先生 | 綿田裕孝先生 |
亀谷良介先生 | 左から 岡島智志先生、 石川進先生 |