2015.12.30 | Topics
「ここはどこだろう?」目が覚めてT市内の病院にいると思っていた私の目に映ったのは孫の顔でした。その孫が「おじいちゃん、ここは愛知県の高蔵寺という所の病院だよ」と言われ、しばらく呆然としていたのが、10月27日の午後でした。
前日の10月26日午前、車で妻をT市内のショッピングモールに送り、降ろした直後、背中に激しい痛みと腹部に違和感を覚え、意識が遠のく中、ハザードランプをオンにしてサイドブレーキを引いたまでが私の記憶です。
あとで聞いた話ですが、腹部大動脈瘤破裂で非常に危険な状態の中、T市内の救急病院に搬送、その後、ドクターヘリで30分で当病院のヘリポートに着陸、人工血管置換の緊急手術を受け、無事に終了、翌朝、意識を取り戻したというわけだったとのことでした。
これもまた、後日、伺った話ですが、私が当病院へのドクターヘリ着陸の記念すべき第一号だったとのことです。
駐車場での発症、ヘリの飛行可能な時間帯での搬送、当病院のヘリポートに直接、着陸できたことが幸いしたのだと聞かされました。
その後は、担当医、看護師、リハビリ、スタッフの皆様の献身的な看護、心温まるサポートにより先日、無事、退院をすることができました。
今後は、食生活、日常生活に十分な注意を払い、皆様に助けていただいた命を大事にして長生きをしたいと考える毎日です。
ありがとうございました。