2006.12.01 | Topics
この12月より、ローターブレーター認定施設になりました。
冠動脈のカテーテル治療には、風船療法、ステント拡張療法がほとんど用いられていますが、まれに石灰化が強く、風船でも、ステントでも細くなった冠動脈を拡げることができない場合があります。ローターブレーター治療法はそのような冠動脈に対して、高速回転で細くなった部分を削る治療法です。
先端にダイヤモンド・チップが埋め込まれた1~2ミリ径のバーを毎分16万~19万回転させることにより、硬く狭くなっっている部分を削りとり、その後、バルーン(風船)やステント(ステンレスの管)で拡張します。当院ではローターブレーター治療を長年にわたって経験している角辻先生のグループにより、この治療を開始します。