2月4日勝川にて、第3回春日井心臓血管セミナーが開催されました。
市立恵那病院の松野由紀彦先生が座長で、名古屋徳洲会総合病院の加藤千雄先生が『当院に於けるカテーテルアブレーション300例の経験より』と題して、約80%の成功率のカテーテルアブレーションンについてお話しされました。
中津川市民病院の林和徳先生が座長で、公立陶生病院の長内 宏之 先生が『心房細動の薬物療法 ~直接経口抗凝固薬(DOAC)使用におけるモニタリングの意義~』と題して、自身の貴重なデータでDOACの最新の動向についてお話しされました。
最後に、中京病院の坪井直哉先生の座長で特別講演として、済生会熊本病院の奥村謙先生が 『心房細動治療イノベーション:QOL・生命予後改善を目指して』と題して最新の心房細動治療についてお話ししていただきました。心房細動に対するカテーテルアブレーションが最新のテクノロジーでますます簡単に治療されていること、心房細動は塞栓のみならず心不全にも注意しなければならないこと、DOACがさらに期待されていることなど、豊富な経験と最新の治療実績をもとにご講演いただきました。心房細動は身近な病気であり多くの開業医の先生と知識を共有できました。その後、懇親会にてさらに連携を深めることができました。
次回は9月17日で狭心症についての講演を開催いたします。
日本を代表するカテーテル治療とバイパス手術の御両名にご講演いただきます。
『虚血性心疾患の最適治療法を求めて』
~PCI 専門医は過去と現在から何を学び、これからどこを目指すのか~
メディカルパーク今池 院長 平山 治雄 先生
『最高の冠動脈バイパス手術を求めて』
~あきらめない心、心臓外科医は命をつなぐ~
順天堂医院 院長 天野篤先生
の特別講演となります。(医療従事者のみの参加となります。)
※ セッションの写真をクリックすると講演動画が流れます
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第3回春日井心臓血管セミナー※日本医師会生涯教育講座2.0単位(CC:43)を取得できます。
- 開催日2017年2月4日(土)17時~(開場16:30~)
- 会場ホテルプラザ勝川 (JR中央線 勝川駅前)
- 地図はこちらから
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セッションI17:00~
座長市立恵那病院 副管理者兼循環器内科部長 松野 由紀彦 先生
- 『当院に於けるカテーテルアブレーション300例の経験より』
- 名古屋徳洲会総合病院 循環器内科部長 加藤 千雄 先生
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セッションII17:20~
座長中津川市民病院 診療部長兼循環器内科部長 林 和徳 先生
- 『心房細動の薬物療法 ~直接経口抗凝固薬(DOAC)使用におけるモニタリングの意義~』
- 公立陶生病院 循環器内科部長 長内 宏之 先生
直接経口抗凝固薬(DOAC)の登場は、最近の心房細動の薬物療法における最大の変化と言えます。DOACはその使用において、原則モニタリング不要であることがワルファリンとの大きな違いです。しかしDOACの使用下で、モニタリングが有用となりうる場面も指摘されています。さらに各薬剤の特徴もモニタリングにより理解されます。今回、我々の経験も踏まえ、モニタリングには何が適しているか、日常臨床においてどう応用できるかを述べさせていただきます。
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コーヒーブレイク18:00~
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セッションIII18:20~
座長JCHO中京病院 循環器内科 統括診療部長 坪井 直哉 先生
【演題】
『心房細動治療イノベーション:QOL・生命予後改善を目指して』社会福祉法人恩賜財団 済生会熊本病院
心臓血管センター 最高技術顧問奥村 謙 先生
日本不整脈心電学会の初代理事長で、今もなお現役でカテーテルアブレーションを中心とした不整脈治療に携わっている、我が国のみならず世界の不整脈治療の第一人者です。
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セッションIV19:20~
懇親会
電車でお越しのお客様
▶ JR中央線 勝川駅北口より徒歩3分
バスでお越しのお客様
▶ 県営名古屋空港から あおい交通県営名古屋空港直行バス 勝川駅行