2021年9月25日(土)に、オンラインによる『第12回春日井心臓血管セミナー』を開催し、今回のテーマ「核医学検査の最新の知見」についての講演がありました。当日は約170名の方に参加して頂きました。
セッション①では、当院脳神経内科部長の小林智則が座長で、八千代病院神経内科部長・認知症疾患医療センター長の川畑信也先生が『認知症診療と脳画像検査』~臨床の現場で脳SPECT検査をどのように利用し活用したらよいか~と題し、脳SPECT検査は絶対的な診断ツールではなく、診断に迷う事例などの診断確定のツールとして利用すると説明し、重要なことは詳細な病歴聴取と丁寧な問診・診察であると講演されました。
セッション②では、中津川市民病院診療部長兼循環器内科部長の林和德先生を座長に、榊原記念病院循環器内科主任部長の七里守先生が『診察室で心筋SPECTを使いたおす』 と題し、負荷心筋血流シンチによる虚血評価はPCIの適応決定のみならず予後評価も可能であり、心電図同期SPECTによる左室壁運動の評価は再現性が高く、虚血性心疾患や心不全診療において臨床的有用性が高いと講演されました。
今後も、春日井心臓血管セミナーを継続開催し、地域医療に貢献していきたいと思います。
※ セッションの写真をクリックすると講演動画が流れます
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第12回 春日井心臓血管セミナー
- 開催日令和3年9月25日(土)(※セミナー開始時間の30分前よりログインが可能です)
報告15:00〜当院における核医学検査
名古屋徳洲会総合病院 循環器内科部長 安藤 みゆき -
セッションI15:15〜
座長名古屋徳洲会総合病院 脳神経内科部長 小林 智則
- 『認知症診療と脳画像検査』
~臨床の現場で脳SPECT検査をどのように利用し活用したらよいか~ - 八千代病院 神経内科部長・認知症疾患医療センター長
川畑 信也 先生
- 『認知症診療と脳画像検査』
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セッションII16:00〜
座長中津川市民病院 診療部長 兼 循環器内科部長 林 和德 先生
- 『診察室で心筋SPECTを使いたおす』
- 榊原記念病院 循環器内科主任部長
七里 守 先生