設備機器紹介
手術支援ロボット“ダヴィンチ”
ミリ単位の繊細な動きで術作に対応、身体への負担も軽減します。
ダヴィンチとは、前立腺摘出や子宮摘出、がんの切除などの手術で注目を集めている手術支援型のロボットです。難しいミリ単位の繊細な動作を、安全かつ正確に実現できるよう支援してくれます。先端には鉗子(手術の際、組織を把持するための鋏形の金属器具)・メス・カメラなどが装着されたアーム、そして、患者さんから離れた場所でモニター画面に映し出された3D画像を見ながら執刀医がアームを操り、患部の切除や縫合をしていきます。開腹手術と違い、ロボット手術では1~2cmの傷が数点付くだけの手術が可能なため、患者さまの身体への負担が少なく、術後の回復も早いという利点があります。
CTスキャン
320列マルチスライスCT
Canon Aquilion ONE /Vision Edition
心臓CT撮影において320列(16cm幅)の検出器で1回転の最大速度が0.275秒(従来より3/4時間短縮)の撮影で心拍数75回/分まで対応可能となります。
開口部が大きく、撮影時間の短縮により、動きの抑制が困難な小児や救急検査でも撮影精度の向上が図れます。
逐次近似再構成により従来の撮影より大幅なひばく線量低減が可能となります。
80列マルチスライスCT
Canon Aqilion Prime SP i/Edition
金属アーチファクト低減の新しい技術:SEMARをHelical撮影で用いるなど、低ノイズ・高画質での検査が可能です。また、Deep Learning再構成(AiCE)が応用され、従来の画像・画質を保ったまま大幅な被ばく低減も可能であり、頭部、胸腹部等の撮影を行っています。
MRI
3T(テスラ)-MRI
Philips Achieva 3.0T TX
静磁場3テスラ(今までの2倍)で高分解能な高画質の画像が得られます。
大動脈や腎動脈、下肢血管等、造影剤を使用せず撮影が可能となります。
1.5T(テスラ)-MRI
Canon Vantage Titan
従来装置に比べ、検査空間は広く(開口経71cm)内部はLED照明により明るく、開放的な検査空間で、狭いところが苦手な方も検査が受けられます。心臓MRI検査では、冠動脈や心筋の評価も行っております。
核医学検査装置
GE NM/CT850
放射性医薬品を用いて各臓器の機能画像を描出することで、脳虚血の有無、認知症の鑑別、心筋虚血の鑑別、心筋症の評価、全身の骨転移の診断等に有用です。
この装置は、Evolutionと呼ばれる新しい機能が搭載され画質向上、短時間撮影が可能となっております。また、低被ばくを可能としたCT装置を搭載しており、
患者さんにはより安心して検査を受けて頂くことができます。得られた機能画像にCT(形態)画像を併せることで、機能異常が体内のどこで見られるのか確認することができます。
マンモグラフィ装置
AMULET f
・受診者にやさしいデザイン
・被曝線量は最小限に
・フィルムの交換が不要なデジタル装置
・検診にも、精密検査にも対応
乳房内をより見やすく、病変部をより精細に高画質の画像を診療の場に提供します。
FPD50μm画素で、微細な石灰化を見逃さず、その形状も鮮明に描出できます。
ハイブリッド手術室
SIEMENS Artis zee TA
手術室と血管撮影装置を組み合わせた治療室です。最新のフラットパネルディテクターと56インチの大型モニターで高画質の画像が得られます。
手術室と同等の空気清浄度の環境下で、カテーテルによる血管内治療や外科的手術にも対応可能となりますので、最先端治療の大動脈ステントグラフトやTAVI(経カテーテル大動脈弁留置術)等幅広く利用出来ます。
血管撮影装置
フラットパネル式循環器血管撮影装置
Canon Infinix CeleveTM-i INFX-8000V バイプレーン
マルチアクセス型床置き式の正面アームに8×8インチサイズのFPDを、天井走行式の側面アームに8×8インチサイズFPDを搭載した2方向システムです。
冠動脈造影、PCIなどに最適なサイズで、柔軟なマルチアクセス機構により、さまざまなポジションからCアームをセットしても、解剖学的角度に沿ったRAO/LAO、CRA/CAU回転が可能です。
冠動脈三次元画像を再構成し、難易度の高いPCIを的確にサポートするためのCoronary Angio用オプションに対応可能です。
血管撮影装置 Trinias (トリニアス)unity edition 島津製作所
低被ばく、高画質をコンセプトに、最先端のモーショントラッキングノイズリダクションを搭載したSCORE PRO Advace。島津リアルタイム画像処理技術を駆使し到達した高品質の画像が、先進インターベーションを支援します。
血管撮影装置ARTIS icono D-Spin(シーメンス社製)
2023年8月導入されたこの血管撮影装置は、大視野(29cm×39cm)かつ高階調度なフラットディテクタを有したバイプレーン装置で、2本のアームが連動し最短4秒で3D撮影ができ、高画質な画像により高度な治療に役立ちます。
従来の装置より低被ばく、短時間の治療が可能で、患者様の負担も軽減でき、不整脈治療、脳血管内治療に有用。
X線TV装置
日立メディコ 汎用X線透視診断装置 CUREVISTA Open
従来の透視台よりX線被爆量がかなり抑えられ、かつ高画質な画像が得られます。
コンパクトなテーブルサイズでありながら頭頂部から足先までを十分にカバーしています。
具体的には胃や腸などのバリウム検査、各部位の透視検査、造影検査、神経痛に対するブロック治療などが被爆量が少なく効率よく出来るようになりました。
骨密度測定装置
HOLOGIC社 Horizon C型
装置の特徴は、正確な診断と治療効果判定が可能、低放射線で検査制度が高いく検査時間が短い。
骨密度測定は、骨粗しょう症の診断や治療効果の判定に使用されています。イベントや健康診断でよく利用される超音波タイプの骨密度測定装置とは異なり、低エネルギーX線を用いたDEXA法にて、測定を行っております。
骨粗鬆症で骨折しやすい、脊椎(主に腰椎)や股関節の骨量を直接的に測定することにより、精度の高い測定ができ、測定されたデータをコンピュータで解析して標準値(正常値)と比較する事により、ご自分の骨年齢がどのくらいか、一目でわかります。